千葉県ローカル線黄金リレーの旅

 千葉県に宿泊した翌日は、せっかくなので普段、絶対に行かないローカル線を旅してみました。
 まずは、いすみ鉄道に乗るため、大原駅に。ここは昔、国鉄の路線だったところが赤字ローカル線のため廃止になり、第三セクター方式で運営されているところ。鉄道廃止の危機を何度か乗り越えてきているところです。なんでも航空業界から来たアイディアマンの社長。ムーミン列車や夜行列車(5往復して朝を迎える)、フランス料理や日本料理の食堂車企画等のアイディア豊富な鉄道。以前、社長の講演も聞いたので興味を持って乗りに来ました。
 感想はなかなかですね。特に大原駅から乗ってすぐの進行方向右側に展開するムーミンたちが釣りをしている池には大爆笑してしまいました。これは虚をつかれ写真には撮ってないので、ぜひ現地へ赴いて鉄道に乗ってみてご覧ください。おもしろいですよ♪
 私は横断切符を買いました。これは大原からいすみ鉄道、小湊鉄道を体験し五井駅へ向かうローカル線を死ぬほど体験したい人にはたまらない切符です。こわいもの知らずの私はついうっかり買ってしまいました。
 いすみ鉄道はお土産物もわりと充実してますし、途中でお城(大河ドラマの舞台として誘致したいみたいですね)もあり見どころは結構ありましたね。本数も1時間に1本あるので、なかなかいい感じのローカル線だと思います。
 ところが、小湊鉄道は1時間に1本どころか、2時間に1本でした。正直、ローカル線がこれほどとは思いませんでした。いすみ鉄道の終点で降りて、小湊鉄道が来るまで1時間もあるのでどうしようかと思い、かといって駅周辺に何もないので次の駅まで1時間かけて歩くという暴挙に出ました。
 いくら歩くのが好きとはいえ、何もないところを1時間歩くというのは大変ですね。こんな思いをさせた千葉のローカル線にはあっぱれという気持ちを送るとともに小湊鉄道だけは二度と挑戦するものかと思いました。実は銚子電鉄というローカル線にも乗ったことがあるのですが、本数もっと多くて初心者にもやさしい鉄道だったと思うもん。
 おかげで五井駅にたどりついた頃にはもうくたくた。二つのローカル線、JRの駅に隣接してあるのですが手ごわいですね。挑戦させる皆さんはお気をつけて。
 難易度は、銚子電鉄(行くまでが大変だが)、いすみ鉄道、小湊鉄道の順ですね。イージーモードからウルトラハードまで挑戦者をお待ちしていると思います。
 挑戦を終えた私はラストは自分へのご褒美に千葉市中央区のカレートーストのお店へ。パンをくりぬくみたいにカレーを流し込んであるんですね。凄くおいしかったです。私が行った時にはハーフサイズしかなかったのですが、今度はフルサイズを体験したいです。そうですね、ラストレビューの時の昼食にでも訪れようかな♪