国府宮はだか祭

 以前から一度は行ってみたいと思っていた国府宮はだか祭(稲沢市)に行ってきました。今年は2月12日、これ旧暦の正月13日にやるんですね。今年こそ土日かなと思ったら平日だったので休暇をとって写真撮影に臨みました。
 普段は物静かな国府宮神社が出店でいっぱいになり、付近の民家が出店で囲まれる様子は!一見の価値あり!!
 これ、もともとは友人が稲沢に住んでいるので、ずっと前から誘われていたのですが・・・普段、通れる真ん中の道(参道)が祭りの参加者以外立ち入り禁止とか、愛知県以外から観光客いっぱいとか、普段見ている光景が一変するのは見ていて驚きですね。
 地元のケーブルテレビでインタビューされてましたけど鹿児島から来た人も!あと、外国人観光客の姿も!こういうふんどし姿で参加するお祭りは珍しいんでしょうね。しかも、2月という寒い時期に行うという・・・
 日本では見慣れた光景のふんどし姿の男たちが「なおい笹」を捧げて拝殿へ駆け込みます。あと、近くで見ている見物客は祭りの参加者から祈念を込めた布(なおいぎれ)をもらいます。

 と、ここまでは普通のお祭りですが「天下の奇祭」と書かれているだけあって、この先がありました。
 午後4時半過ぎ頃に神男(しんおとこ)が登場(どこからか登場し神社へ入って終了)し、触れると厄が落ちるとされるため触ろうと殺到するわけですが、この神男、何もつけてない・・・つまり・・・ふんどしも・・・素っ裸なんですね。今回、初めて知りました。
 地元のケーブルテレビが生放送していましたが、ラストのクライマックスのシーンでは、ちゃんとモザイク入れるんですね。神事とはいえ、それはそう、そこはそれです。
 ただ、見物客も殺到しますし、なにより、厄落としのため裸男が触れようと囲みますから、気づくと大勢の人の輪の中です。なので、決定的瞬間の写真などは撮れませんので、ご安心ください。
 私も、このHP始まって以来の問題映像を載せたHPということになってしまうかとハラハラしましたが、そんなことは一切なかったです。